十数年前まで、タイは物価が低く日本からの貧乏旅行に最適と言われていました。しかしここ近年の経済発展とそれに伴う物価上昇、国際航空券価格の上昇、さらに円安の進行もあり、日本から決して激安では行けなくなってしまいました。
それでは週末を使ってタイに3泊程度の旅行に行くためには、一体どのくらい必要なのでしょうか?
まず航空券です。バンコク行き航空券は東京発往復で4万円~15万円くらいです。オフシーズンの一番安い時なら3万円台でも可能です。しかし激安な航空券はLCCの乗り継ぎ便で時間がかかるものが大半なので、短期のタイ旅行には向いていません。通常のものなら安くて10万円くらいが相場です。年末年始や大型連休では20万円超ということも珍しくありません。
次にホテル代。幸いタイにはゲストハウスなど安く手軽に泊まれる宿も多く、1泊2千円くらいからの宿泊も可能です。また高級ホテルも全体的に日本や欧米より安く2万円台からあります。費用を抑えるなら7-8千円くらいの中級ホテルがいいでしょう。
それから食費ですが、こちらも屋台などリーズナブルで美味しい店が多いため、欧米と比べるとかなり安く抑えることができます。
昼食なら千円以下で、夕食でも3千円あればおなか一杯食べることができます。
あとは現地での観光や交通費です。幸い、タイのタクシーは日本よりかなり割安で初乗りは40バーツ(155円くらい)です。スワンナプーム空港からバンコク市内までなら2千円以下なので、複数人いる時なら電車やバスより安くなる可能性もあります。
また、タイ独自の乗り物「トゥクトゥク」もありますが、観光客狙いが多く、しかも料金は交渉性になっているため、初心者には厳しいかも知れません。旅慣れている人やタイ語ができる人と一緒に乗るのがよさそうです。
また観光のための費用ですが、もし寺院などを巡るだけなら安価に抑えることが可能です。各所の入場料は概ね100バーツから500バーツですので、日本円にすると400円~2000円程度です。有名なタイマッサージは一般的な店で受けるなら200-300バーツ(700-1100円程度)一方、ハイランクのものなら日本と同様かそれ以上の費用がかかります。ナイトライフも同様です。事前にネットや現地情報などで十分に情報収集していくことが重要です。
ここまでで考えると3泊旅行のトータルは、お土産代を除きオフシーズンで10万円、ピークシーズンで20万円ということになりそうです。
なおタイに観光目的で行く場合、日本のパスポートがあれば30日以内ならビザは不要です。
また長期滞在や将来的にタイへの移住を考えているのなら、タイエリートという各種サポートが付いたタイ独自の有料プログラムもありますので、検討してみるといいかも知れません。これを使えば長期滞在ビザだけでなく、入国審査における優先レーン(ファーストトラック)の利用、飲食店やショッピングセンターでの割引特典もあり、滞在がさらに快適になるようです。 幅広い情報を入手した上で慎重に予算を考えることが大切です。
Discover why millions are visiting Bangkok in 2024 and how the Thai Elite Visa can make your stay even better
詳しくはこちらDiscover the benefits of the Remote Work Visa Thailand, offering digital nomads’ long-term stability and exclusive services.
詳しくはこちらMembership Fee Waiver and Enhanced Background Checks for Thailand Elite Visa Applicants. ThaiElite Membership Fee Suspension
詳しくはこちら